2012年6月8日金曜日

明治佐賀炭鉱跡


炭鉱関係の遺物、痕跡を見つけきれた分だけ。




炭鉱への引込み線跡。
写真左手前から真ん中の建物の間に向かって
線路が走っていた。はず。
この向こうに炭鉱跡がある。
地図、航空写真からは
2基のホッパーが現存していることが見て取れる。
うち1基、この写真のはコンクリート工場で現役?
1番上のいかにも廃虚っぽいのはもう1基のホッパー。

ホッパーというのは
石炭を貨車に積み込むための施設。
ここで積み込まれた石炭が、先程の引き込み線を通って駅に運ばれ、そこから港へと送られた。
炭鉱跡周辺にはかつての炭鉱病院と思しき建物が。
現在は倉庫として使われている模様。
「ボタ山」跡の麓にあった防火水槽。
「ボタ山」というのは石炭を採った後に残った残土が捨てられてできた丘。
必然石炭を多く含み、燃えやすいので付近には防火水槽が多く造られた。
これはその中でも特に大きかったもの。
炭鉱時代のものかは不明。
このすぐ側、撮影地点の背後にあった溜池は閉山後に造られたもののようだが。。。
ボタ山跡は現在ゴルフ場になっている。
炭鉱跡側にあった何かの遺構。
橋脚にしては小さいし、橋脚がここにある必要もないので、鉄塔か何かの基礎だろうか。すぐ近くに変電所跡があったし、それ関係の遺構かも。

変電所跡はまた後日、別エントリーで。

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