2013年1月11日金曜日

古賀山一号古墳


せっかく年が明けたのに当ブログは石室だったり廃墟だったりの陰気な話題ばっかなので
巳年にちなんだエントリーでも書こうと思って写真フォルダを発掘。
そして結局中身は古墳のことです。


複室構造の横穴式石室ですが、
羨道がほとんど消失していて前室が羨道のように見えます。
石室慣れてる人が現地見ればすぐ複室だってのはわかるんだけどね。
これは羨道から前門、玄室方向を。
(本来の)開口部方向は藪に覆われてる上すぐ急斜面になっているので
引いた視点では撮れませんでした。
無理やり撮った写真もあった気がするけど
足場のせいかなんなのかブレが酷くて…



2013年1月8日火曜日

西隈古墳/古代人の葬儀と石室


脊振山地と佐賀平野がつながる部分というのは
非常に多くの古墳が眠っていまして、
金立山麓を散歩したりすると詳細不明の横穴式石室にでくわしたりわりとあります。
ちょうどそのラインにそって長崎自動車道が通っているため、
長崎道沿いを狙ったかのように古墳が密集しているのです。
高速道路の立地がどういった理由で決められるのは知りませんが、
古代人が安らかに眠るべく選んだ土地に
1500年後に高速道路が走り日夜騒音を撒き散らしていると考えると妙な感慨が湧いてきます。

そんな話とはあんまり関係ありませんがそういう場所にある西隈古墳を見学してたのでご紹介。
ここは石室、石棺がおもしろいので、そっち方面のお話でもしましょうかね。
写真もあんまないし。