2017年12月6日水曜日

長者の隈古墳


福岡県糟屋郡篠栗町にある複室構造の横穴式石室をもつ円墳。



溜池に突き出るような形の丘陵頂上にありますが、
道などが整備されているわけではなく、
たどり着くのも難しそうなところでした。
周辺には動物よけの電気柵も張り巡らされていますので、
見学を考えられている方はご注意ください。
円墳だと分かる程度には円墳なのですが、
まったく整備などされておらず森の一部です。
墳丘上や石室内に測量用の杭がいくつか打ち込まれてあったので、
調査自体は行われているようですが。。。
たぶん羨道のあたりを撮ったものじゃないかと思います。
羨道はほぼ埋まっていますが、
前室の天井が一部崩落しておりそこから石室内に入れます。
前室天井部分の崩落箇所。
人1人くらいは余裕で入れますし、
高さもそんなに高くないです。
前室から玄門。
奥壁は真ん中に巨石を配し、
その上に石を積み上げて天井に向けて持ち送る、
九州北部の巨石系石室ではよく見るタイプ。
玄室。
高いです。人1人2人余裕で立てます。
3mくらいかな。
玄室天井にも穴が空いていますが、
ここから入るのは無理でしょう。
前室天井部分の穴と間違えて入ろうとしたりしないように。
まあ外から見るとこんな大きさなので
間違って入ることはないかと思いますが、
藪に覆われると穴が見えづらくなり、
うっかり足を踏み外すと大変です。
玄室を別アングルから。
角の処理に匠を感じます。
このあたりに同心円文があるという噂だったのですが、
肉眼ではいまいちよくわかりませんでした。
写真では何か見えていますでしょうか。
顔料が流れたような跡は石室内いたるところにあったので、
丹なりベンガラなりで装飾されてはいたかもしれません。

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