農業用ダムによるダム湖の片隅に半ば水没するように生き残っている横穴式石室。
訪問はexifには2014年11月となっており、
水が減る時期を狙って行った覚えがあります。
封土は完全に流出し墳形は不明、
石室も半ば崩壊しもともと湖底であることも相まって足場は最悪。
足場悪すぎてあんまり写真撮ってない(言い訳)
石室材にあるラインが水位変動によるものなら、
満水時、開口部は完全に水中のようです。
装飾古墳であり、
袖石あたりに斜格子文があるとかいう話もありますが
撮ってないというか見てもいなかった。
元々開口部閉塞石の外側に「翳(きぬがさ)を持つ人物」の線刻が見つかっていて、
それが装飾古墳として有名なので他の線刻について考えが及ばなかった。
なお「翳を持つ人物」が線刻された閉塞石は博物館に展示されているそうです。
絵の「翳」の形式が古墳の形式とは時代が合わないという説もあり、
線刻は古墳造営時のものではない可能性も示唆されいます。
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