2012年11月24日土曜日
田古里古墳
佐賀県藤津郡太良町の田古里古墳。
この案内板から3分ほどあるいたところ。
すぐ近くには道越古墳、平浜古墳もあるので併せておすすめの古墳。
(平浜古墳は素人にはおすすめしにくいけど)
これは見学したのは桜の季節ですね。
写真フォルダから気まぐれでUPしてるので
時系列がぐちゃぐちゃ。
もう1回行きたいなあ
墳丘。
2段?削れただけ?
周濠の跡がわからなくもない
周濠は空濠(水を貯めない、溝を掘っただけの濠)らしい
墳丘には葺石らしきものが一部残存
発掘調査等はされてないようです
墳頂付近に転がってたものだけど、
土師器片に見えなくもない
埴輪かな?
立派な石室が開口しています。
開口部はこのくらい
かがんで入室
羨道から前門、玄門を。
複室構造の石室。
太良町内では唯一とのことだけど
お隣諫早の長戸鬼塚古墳とは結構似てる気がする。
時代が100年くらい違うけど。
玄門
線刻壁画ではありません落書きです(´・ω・`)
太良町観光協会のサイトによると
線刻壁画もあるらしいけど未確認(´・_・`)
やっぱりもう一回いかねば…。
玄門、まぐさ石の上に空間があって棚のようになってます。
距離的に近い長戸鬼塚古墳や大峰古墳も同じような構造でしたね
開口部の狭さの割に中はかなり広いです。
玄室奥壁から。
長戸鬼塚古墳と比べて急峻なもち送りで、
ドーム状というよりもはや三角形に持ち送ってます。
この三角形は近くの道越古墳の石室にそっくり。
玄室。
広いです。
なんかもっと絵になるようなポーズ決めりゃよかった
玄室天井。
高4.2mとのことでかなり高い。
この古墳で石室の天井石の(それなりに絵になる)撮り方がなんとなくわかったけど
これほどの高さがある石室はそうそうないのであまり活かせそうにない。
石室の形状や石の積み方は近くの道越古墳とよく似ていて、
関連性を想像せずにはいられません。
道越古墳の石室は前室のない単室構造、
玄門まぐさ石に棚のような構造がない、
などこの田古里古墳に比べてシンプルなので、
田古里古墳には道越古墳の中の人より偉い人が葬られていたのかもしれません。
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