#1、#2、#3 の続き。
シックナー跡から、藪をかいくぐって北の方へ行くと、
巨大なホッパー跡が姿を見せた。
位置的に駅付近に見えるホッパーとは別のホッパーっぽい
コンクリートで塞がれた坑口の跡。
だと思う。
この炭鉱は、人員の出入り用に古賀山の竪坑櫓を用い、
現多久駅近辺にあった横抗か斜抗の坑口から原炭を搬出していたと思われる。
(にしては両者がやたら離れてるんだけどそんなもんなんだろうか。古賀山の竪坑櫓は別の炭鉱のものという説もどっかで聞いたことあるけど、そうなると三菱「古賀山」炭鉱っていう名前は何なんだって話になるしなー。竪坑櫓以外の設備はみんな古賀山から遠い)
ここも見ようによっては坑口跡に見えなくもないんだけど、
いまひとつ役割がわからない。
このあたりは痕跡程度の遺構が多くて全容が掴みづらい。
坑口?のような遺構の先、倒木を乗り越えた先に、
コンクリート構造物が綺麗に残っているのが見える。
建物内部。
ベルトコンベアの基礎らしき出っ張りと、
放置されたゴムのベルト。
足元には石炭の粉末が積もっていた。
内部は2方向に分かれていて、
↑の写真の右手側にトンネルが分岐している。
なんかのレバー
ホッパーが斜面に沿って残ってた。
足元は石炭の粉だらけ。
これはホッパーの最下部から。
最上部から撮ったのが一番最初の写真。
まだまだ続く。
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